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2011.05.13 (Fri)

だから麺食系男子の大王は音楽に関しては『雑食』なんだってば!! 

Today's BGM : salyu×salyu "ただのともだち"

ども、大王です。
まだまだ体調は回復しませんが、なんとか連休明けの日常を過ごしております。
盛り上がりも、盛り下がりもなく、淡々と・・・。

盛り上がるのはカープだけで良い・・・。



ということで、時は少し遡り4月の連休前の出来事。
夜、パソコンでカキモノをしている大王のもとへ、友人から電話が入りました。
もしもし?

  「あ、大王、5月2日は暇?」

ああ?突然だな? まぁ、連休はほとんど予定がないが?

  「ライブ行かん?」

誰の?
 
  「Salyu」

あーSalyuかー。Lily Chou-Chouの時のイメージしかないなー。
ゴリゴリの小林武史サウンドになってからはあまり得意じゃないが・・・。
(小林武史の才能は凄いと思ってますが、大王の感性との相性の問題)
まぁ、他ならないお前の頼みだ。行くよー。

  「ありがとー。チケット取っとくね」



ってことで、5月2日にSalyuのライブに行くことに決定。
しかし上で書いたように、大王は彼女がSalyuになってからの曲をほとんど知りません。タイアップ曲の「プラットホーム」(映画『地下鉄に乗って』)と「新しいYES」(TOYOTAのCM)くらいしかちゃんと聞いたことがあるのがありません。

ということで、ネットでお勉強・・・。
どれどれ、まずは彼女のHPでも・・・


・・・Σ!!!!???

え?今回のライブに持ってくる新作アルバム「s(o)un(d)beams」は小林武史じゃなくて、コーネリアス=小山田圭吾の全面プロデュースなの?
(だからアーティスト名もsalyu×salyu。)

これだったら話は違います!!
コバタケじゃなくて、コーネリアス!!
錯視には「ゆらゆら帝国」の坂本真太郎も参加!!

一気に期待ムンムン テンションアゲアゲでございます!!
(Youtubeで曲を聴いたらまたツボだったし・・・)

しかし、一点だけ疑問が。
今回の「s(o)un(d)beams」は、Salyuのボーカル多重録音がコンセプトの音楽なのです。一番多くて7、8回重ねてる感じ。
そして当然のことながら生身のSalyuは一人しかいないわけで・・・。

・・・なんて心配をしながら(&その3日前に引いた風邪で半分フラフラしながら←)、当日ライブハウス「Drum Logos」に突入。
そしてライブがはじまると・・・メトロノームをバックにほぼアカペラの「It's a fine day」から、多重録音バリバリ(4回重ね)の「ただのともだち」へ・・・。

salyuxsalyu - ただのともだち


なるほどー!!
Salyu以外に3人の女性コーラス(ヤマグチヒロコ・木村圭見・山崎恵利子 ※衣装も髪型もSalyuに合わせている)を加えたsalyuxsalyu sistersとして多重録音を再現してくれます。
ってか4人ともが上手いから、すごい迫力です。

途中、Lily Chou-Chouの曲(懐かしのデビュー曲「グラインド」)やSalyuのソロ曲も挟みながら、2回のアンコールを含む2時間半近くがあっという間に過ぎて行きました。
ってかSalyuってMCもうまいのね~。


かなり楽しめたよ。ありがとね。

  「いやいや、こっちこそ付き合ってもらってありがと。でもさ・・・」

・・・でも?

  「大王が邦楽アーティストのライブにいる姿ってなんか変ww」


・・・。
お前、自分から誘っておいて・・・(-_-メ)
ってか、大王は洋の東西問わず音楽は聴くんだよ・・・。
(J-HIPHOPとK-POPは全く興味がありませんがwww)  FC2 Blog Ranking



ということで、一応セットリスト。
多分あってるはず。間違ってたらごめんなさい。

1 It's a fine day
2 ただのともだち
3 muse'ic
4 Sailing Days
5 心
6 歌いましょう ※ループサンプラーを使っての一人多重録音
7 ANGYALOK ES PASZTOROK(天使と羊飼い) ※コダーイ作曲の合唱曲
8 グライド
9 レインブーツで踊りましょう
10 s(o)un(d)beams
11 Hostile To Me ※Lali Punaのカバー
12 新しいYES
13 Mirror Neurotic
14 奴隷
15 続きを

-アンコール1
16 HALFWAY
17 to U
-アンコール2
18 Hammond Song ※The Roachesのカバー
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15:22  |  レヴュー【聴く観る読む】  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.02.01 (Tue)

【今日は閲覧注意】「隣の家の少女」 ―いろんな意味で「オススメ」はしません

Today's BGM : Ordo Rosarius Equilibrio "Safe Sane and Consensual"

ども、大王です。
もう2月です。大王は1月に何をなしたのでしょうか・・・。
それくらい、よくわからないまま1/12が終わってしまいました。
時間泥棒、大王の時間を返せ!!




※注意:今日のエントリは、人によって不快な感情を感じるかもしれません。

隣の家の少女 The Girl Next Door  公式web
監督:グレゴリー・M・ウィルソン
出演:ブライス・オーファース、ダニエル・マンチ、ブランチ・ベイカー


<あらすじ>
1958年のアメリカのとある田舎町。12歳の少年デヴィットの隣の家のルースのもとに、両親を亡くしたという美少女のメグとその妹のスーザンが引っ越してくる。デヴィットはすぐにメグに心を奪われるのだが、同時期、彼女らがルースによって虐待を受けていることを知る。


今日は、以前のエントリで書いた映画の話です。
最凶鬼畜系作家、ジャック・ケッチャムが、実際に起こった事件(シルヴィア・ライケンス事件)をもとに書いたスーパートラウマ小説を映像化・・・。
DVDがリリースされたので観ました。 (予告編は以前のエントリのリンクからどうぞ)

以下、感想です。

大王の見解:この映画は2つの意味でオススメしません。

一つ目の理由は、映像としてショッキングだからです。
どMだけど、どSな大王は、数人のうら若き少女たちと一緒にこの作品を鑑賞する機会を設けたのですが、彼女たちは上映終了後押し黙ってしまいました。
また、いきつけの「K(仮称)」の大将と話していた時に、たまたま持っていたこの作品のDVDの話題になった時に、貸してくれと言われたので貸しました。
翌日、大将から「なんという、映画を貸してくれたんだ!」と軽く責められました。散々インフォームド・コンセントをしたのですが・・・。

そういうわけで、本作はかなり暴力描写を頑張った映画だと思います。


二つ目の理由は、原作のメッセージが伝わってこないからです。
大幅なストーリーの改変はありません。
最近のドラマに比べたら忠実な方です。
しかし、原作の「怖さ」とは質が変わってしまってるのが・・・。

(以下ネタバレを含むので文字色を薄くしてます。読みたい方は反転してお読みください)

一番はメグが虐待されていることに対する、デヴィッド(主人公)の態度が違います。
原作では、デヴィッドは虐待行為に加わらないものの、何もできないウジウジとした状態を長く続けます。つまり「何もしない傍観者」ということ。
読みながら、「早く行動を起こせ!」と思えるくらいにもどかしいです。

しかし、映画ではかなり早くに行動を起こし、メグを助けようとします。
しかしこれだと、単なるヒロイックストーリーになってしまいます。

原作での怖さは、「傍観者」であることによって、一種の興奮、高揚感を図らずとも感じてしまうことだと思うんですね。
「普通の人間」でも一歩間違えれば、「あっち側の人間」になってしまう・・・。
この事実に気づいた瞬間、背中を冷たい舌で舐められたかのような、気色悪さと怖さを感じます。事実、大王は本を読んでいる時に、これを経験し、何度も本を投げだしそうになりました。

この潜在的に「悪意」を内包した人間の弱さ、醜さを描き切れていないんです。
この部分が無いことによって、原作の「良さ」がスポイルされてしまって。
本質は「好きな女の子のピンチを助ける」じゃないんですよね・・・。


(以上、ネタバレ終了)

という理由で大王はこの映画を見ることはあまりオススメしません。
しかし逆に、原作の小説を読むことは、自己責任でオススメします。

文字で読んでください。
そして、すぐ自分の隣にある真実に気付いてください。 FC2 Blog Ranking

 不快な映画なので不快な音楽でもどうぞ(苦笑 ※勿論、このBGMを聴くのも自己責任で。
 本当は「カールマイヤー」でも流してやってもいいんですがww ←リンクしてみた♪
 スウェーデンのダウナー系エレクトロバンド、オルド・ロサリウス・エキュイリブリオ。
 エグいです。悪趣味です。人を選びます。でも、聞きたくもなります。


Ordo Rosarius Equilibrio - Safe Sane and Consensual

タグ : 映画 音楽動画

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2010.12.28 (Tue)

トロン:レガシー ~多分今作も前作同様、興業的には成功しないと思うけど・・・~

Today's BGM : Daft Punk "Derezzed"

ども、大王です。
今日はラボ鍋でした。詳細はまた後日にでも。

毎年恒例になっているラボ鍋ですが、毎回楽しいですね~~♪
行き詰った研究活動も、気分転換できます☆



先々週かな? 見てきた映画の話でも。

tron legacy pop

トロン:レガシー TRON : LEGACY  公式web
監督:ジョセフ・コシンスキー
脚本:アダム・ホロウィッツ、エドワード・キッツィス、リチャード・ジェフリーズ
出演:ジェフ・ブリッジス、ギャレット・ヘドランド、ブルース・ボックスライトナー、
   マイケル・シーン、オリヴィア・ワイルド、ボー・ギャレット、ジョン・ハート
音楽:ダフト・パンク

<あらすじ>
父ケヴィン(ジェフ・ブリッジス)の謎の失踪から20年後。27歳に成長した息子サム(ギャレット・ヘドランド)は、父の友人アラン(ブルース・ボックスライトナー)が父から謎のメッセージを受け取った事を知らされる。
手がかりを求めて父の経営していたゲームセンター跡を訪れたサムは、起動していた物質電子変換装置によってコンピューター内部世界へと送り込まれてしまう。
漆黒に包まれたコンピューター世界・グリッドで、命がけのゲームを強いられるサム。謎の女性・クオラ(オリヴィア・ワイルド)に助けられた彼は、父ケヴィンと再会し失踪の謎を突き止めるため、未知の敵との過酷な戦いに身を投じていく。



このblogでもちょこちょこ書いてましたね。
82年公開の、世界で初めてCGを本格的に導入した映画「トロン」の28年ぶりの続編です。
あの「E.T.」と同時期に公開という不運に見舞われ、興業的には成功しませんでしたが、後のサイバーパンクものに多大なる影響を残した作品です(有名どころでは、大友克洋の「AKIRA」のバイクのデザインなど)。
ストーリーはともかく、そのエポックメイキング性は大王も気に入ってます。

待望の続編ということで、全世界公開の翌日に張り切って観に行きました!!


↓↓ ネタバレなしの感想は【Read More】をクリックしてください。

タグ : 音楽動画

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2010.11.02 (Tue)

しかしなんで洋楽アーティストの購入特典が「コレ」なんだろう・・・?

Today's BGM : jamiroquai "Rock っかりDust Light Star"

ども、風邪ひきさん継続中の大王です。お久しぶりです。
結局日曜月曜と2日間ベッドで寝込み状態でした。
今日も午前中の仕事を何とかこなした後、結局離脱・・・。

しっかり回復しなきゃ・・・。
いつの間にか11月になってるし・・・。



なので今日も簡易更新。 ←言い訳です。

今日の仕事帰り、所要があって買い出しをしていたのですが、その途中にCDを買いにタワーレコードに寄りました。
何を買うためかというと・・・

jamiroquai_rock dust light star
大王のFavorite Artistであるjamiroquaiの5年ぶりのスタジオアルバム。
「Rock Dust Light Star」!! ※以前少し書いたことがありましたね。

SonyからUniversalにレコード会社を移籍しての第一弾。
本当に待ちに待った作品です。
JK以外のオリジナルメンバーはもういませんが、それでもjamiroquaiはjamiroquai。
もちろん、去っていったメンバーたちの活動もフォローしてます。

5年ぶりのこのアルバムは、前作「Dynamate」と同じメンバーで制作され、「A Funk Odessey (通称AFO)」以来続いているファンクど真ん中路線。
聴いていると自然に腰が動いてしまいます☆
他にも彼らにしては珍しいメロウなバラードの曲もあったりと聞きごたえ十分です。

そして、日本版には7曲ものボーナストラックも。←ボーナスじゃなくねww?
もうお腹いっぱいです。


さて実は、このアルバム購入時についてきたタワレコの特典が、大王の風邪を引いた頭を悩ませている一つの要因であります。
え? 何がそんなに悩むのかって?
観たらわかるよ。


jamiroquai_chopsticks.jpg
だもの・・・。
え、えっと・・・なんで????



・・・Σ!?

もしかして!?



これでカップヌードルを食べろということか!?
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 アルバムタイトルチューンのRock Dust Light Star。
 流れるようなJayのボーカルに、ギターがねっとりと絡みつくソウルフルな一曲。
 この曲はライブで盛り上がれる曲だね。以前紹介したのとは別のライブバージョンを。


Jamiroquai - Rock Dust Light Star (Live)

タグ : 音楽動画

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2010.07.30 (Fri)

インセプション ~ショートスリーパーの大王にとっては非常に羨ましい~

Today's BGM : Edith Piaf "Non je ne regrette rien"

ども、大王です。
カープが負けた。マエケンで負けた・・・。
これは悪い夢に違いない。きっとそうだ、これは現実では無くて夢なんだ・・・。



そんな大王の気持ちにピッタリな映画を観てきました。

インセプション INCEPTION  公式web
監督・脚本 クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、
   マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ、トム・ハーディ、キリアン・マーフィ、
   トム・ベレンジャー、マイケル・ケイン


<あらすじ>
主人公のコブ(L・ディカプリオ)は、人の夢(潜在意識)に入り込むことでアイデアを“盗み取る”産業スパイ。そんな彼に、強大な権力を持つ大企業のトップのサイトー(渡辺謙)が仕事を依頼してきた。依頼内容はライバル会社の解体と、それを社長の息子ロバート(K・マーフィー)にさせるようアイディアを“植えつける(インセプション)”ことだった。極めて困難かつ危険な内容に一度は断るものの、犯罪歴から子どもに会えずにいるコブは、自分の犯罪歴の抹消を条件に仕事を引き受けた。インセプション成功の為に更に深い階層の夢へと侵入していくコブたち。曖昧になる夢と現実の狭間、迫り来るタイムリミット、果たしてインセプションは成功するのか・・・。


ディカプリオとケン・ワタナベが、ひたすら金をかけたプロモーションしていた映画「インセプション」。みなさんもTVで見た記憶があるでしょう。
大王はそんなプロモが無くても当然観る予定でした。なぜって?

愚問だな。クリストファー・ノーランの作品だからですよ!!
処女作の「フォロウィング」以外全て見てます!
(本blogでも「プレステージ」と「ダークナイト」のレヴューを書いてますね)
マイケル・ケインやキリアン・マーフィー、音楽のハンス・ジマーなど、過去のノーラン作品で見た名前も多い中(あ、ケン・ワタナベもノーラン作品2作目だw)、今作は・・・。

以下、ネタバレ極力抜きの感想を
↓↓
23:59  |  レヴュー【聴く観る読む】  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.07.09 (Fri)

毎年夏になると考えること。考えざるを得ないこと。考えなくてはいけないこと。

ども、どうも身体がだるい大王です。
もちろん大王がCFSだからって言うのもあるでしょうが、それだけじゃない・・・。
3年前から「自宅のエアコンのスイッチを入れません」運動をしているので、エアコン病によってバテがきているって可能性はあまりないはず。
・・・とはいいつつも職場や大学、移動の電車の中などがガンガン冷房が利いていて、非常にキツイ時もあるので、やっぱりエアコン病なのかもしれませんね><



(注意)
今日の記事は久しぶりに真面目に書いてます。いつも以上にオチはありません。
また内容的に拒否感を感じられる方もいる可能性があるので、根幹の部分は【Read More】以下に収容しておきます。申し訳ありませんが、自己責任で読み進められてください。



大王のいる研究室にはマンガが置かれています。
現在ささっと確認したところ、「ぼくらの」「蟲師」「ヘタリア」「ピューと吹くジャガー」「NANA」などがあります。
この前までは「寄生獣」もありました。
別にいいんです。だって現担当教官が「読むように」って持ってきたものもあるからwww。
↑に挙げたのだと、「蟲師」と「寄生獣」は担当教官のもの

先日、そんな担当教官がまたマンガをもって研究室を訪問して来られました。

渡されたのは・・・



↓↓  FC2 Blog Ranking

タグ : 書籍

23:36  |  レヴュー【聴く観る読む】  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.06.25 (Fri)

来場者記念のガンバライドカードの裏面がとんでもないネタバレだった件

Today's BGM : Rhapsody (of Fire) "Emerald Sword"

ども、大王です。
勝っちゃったね。
個人的にデンマーク戦はプレイスタイルの相性の悪さで苦戦すると思っていたのですが、デンマークがかなり疲弊していたようでスピードが無く、後半は単なる縦ポンサッカーをしてくれたおかげで勝つことができました。
次はパラグアイ戦。次々とポジションを入れ替えてくる3トップ相手に、守備陣がきちんと受け渡しができるかどうかが鍵になると思います。



今日は映画の話。
「仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー」を観てきました。大王、特撮ヲタだしね。 ←おそらく唯一のヲタ趣味
それにしても「電王」強いねぇ・・・。07年度の作品ですよ。3年前の作品ですよ。
確かに、最近のライダーシリーズにしては齟齬のない良い出来でした。

この作品はトリロジーの名前の通り、2週間おきに3作品(「RED」「BLUE」「YELLOW」)が順次公開されるという構成です。
つまり全部見ようとすると1800円×3=5400円かかることになりますが、大王はポイント無料鑑賞やその他もろもろの割引ができるので、3つ見て2800円しか払ってません♪ わーい。

ということで3作品それぞれの感想でも。基本的にネタバレ抜きで。


・『EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル』
桜井侑斗 ― 「電王」TVシリーズでの最大のキーパーソン。良太郎の姉、愛理の婚約者。しかしイマジンから時間を守るために自らを犠牲にし、そして消えてしまう。
19歳の桜井侑斗 ― 本来の桜井侑斗から遣わされたイマジン、デネブとともに、愛理を守るために時間を超えることとなった存在。戦いの中で愛理の大切に想うようになり、使命とは関係なく彼女を守りたいと考えるようになる。
時間がそのまま進んでいたのなら、19歳の侑斗は後に愛理と結ばれるはず。しかし、愛理は消えてしまった本来の桜井の存在を覚えており・・・。恋のライバルは「未来の自分自身」。


唯一知り合いの子どもたちを引き連れて行った作品。
「仮面ライダー」なのに恋愛モノ。監督がJAE社長の金田監督なのに恋愛モノ。
主役となるのは、侑斗が返信する仮面ライダーゼロノス。でも、(事情があって)敵にやられてばっかり・・・。そして敵を倒すわけでもない(倒すのは電王)。
全体的にバトルアクションは控えめです。しかしバイクアクションはカッコいい!
切ない恋愛を綺麗に撮っているのだが、子どもには少し分かりにくかったらしい。
でも、やっぱり愛理役の松本若菜さんは綺麗だわ~♪
落ち着いた作りながら、「電王」らしい笑いどころも多め。

・『EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル』
野上幸太郎とテディ ― NEW電王に変身する未来から来た良太郎の孫と、彼とコンビを組むイマジン。負傷した良太郎の助っ人として現れた彼らに衝撃の事実が突きつけられる。テディは期限付きで契約者を渡り歩く「派遣イマジン」であり、幸太郎とテディの契約はすでに「終了」とのこと。敵イマジンが引き起こすチケット盗難事件、ドッペルゲンガー現象に迫っていく中で、幸太郎はある「大切なこと」に気づく・・・。

「さらば電王」で登場した幸太郎(NEW電王)とテディを掘り下げた作品。
実は、恥ずかしながら泣きました・・・。
物語の主軸となる、おばあちゃんと孫娘のエピソードがあるのですが、じいちゃんばあちゃん子だった大王の琴線に触れまくり・・・。
加えて、終盤の川辺のあのシーンでも・・・。子ども連れて行かなくて良かった^^;
バトルアクションはカッコいいのが多め。そして笑いどころも多め。

・『EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』
海東大樹 ― 「電王」世界とは異なる「ディケイド」の世界の存在ながら、様々な世界に顔を出し、そこでの「お宝」を盗み出す怪盗。良太郎たちからまんまとデンライナーと運行パスを盗み取った彼は、「2008年11月22日」へと向かう。大樹を追跡した良太郎達は、意外な光景を目にする。それは過去の大樹を今の大樹が狙撃する瞬間だった! そこに現れた時空警察の黒崎レイジ / 仮面ライダーG電王により、大樹とモモタロス達は時の牢獄に送られてしまう。唯一逮捕を逃れたウラタロスが、この時間の大樹が何を盗んだか目撃する。大樹が狙う本当の「お宝」と何なのか?

「ディケイド」から、仮面ライダーディエンドが「電王」世界に客演。
こう考えると「ディケイド」の設定って便利だよね。ずるいとも言うが。
この作品は永徳さん祭り。 ←永徳=ディエンドとウラタロスの「中の人」ww
三部作で唯一オリジナルライダー=G電王が登場します。
まんま「宇宙刑事ギャバン」だったけどwww。
そしてディエンドコンプリートフォームへのモモタロスのツッコミもGJです。
脚本が「電王」のメインライターの小林靖子じゃなく、「ディケイド」後期メインライターの米村正二だったので少し心配していたのですが、今回は良い米村さんだったようですww。きっと柴崎監督との相性も良いんだろうね。
バトルアクションは3作品の中でも最も多め。燃える展開です。
笑いどころもまぁまぁ。むしろ泣きどころの方が強いかも。
その泣きどころも、最後にひっくり返されるけどなwww。

今日のタイトルはこのYELLOWについてきた、ディエンドコンプリートフォームのガンバライド(カードゲーム用カード)について。
決して映画を観る前に裏面の文字を読まないようにしてください。
幸いにも、大王は観終わった後に気付いたのですが、全くひどいネタバレです^^;


ま、こんな感じです。純粋に面白かったですよ。
後は、ヲタとしてはDVDがどうなるかが気がかりです^^;


最後に。
観ながら思っていたのですが、この3部作には「裏テーマが」あるなぁ、と。
 :ホームレス生活からの脱却
 :派遣から正式雇用へ
 :犯罪者は改心する


意味が分からない人は観てくださいwww。実は。某掲示板でも同じこと考えている人がいて安心しました。 FC2 Blog Ranking

 残念ながら予選敗退したイタリア代表は、Rhapsody of Fire。
 06年まではRhapsody名義だった、シンフォニックメタルバンドです。
 彼らの最重要ナンバー。2nd「Symphony of Enchanted Lands」より。
 ファビオ・リオーネのボーカルが凄すぎです!!


Rhapsody of Fire - Emerald Sword (live)

タグ : 映画 音楽動画

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2010.04.25 (Sun)

「天才」に挑もうとして、挑むという次元の遥か手前で灰燼に帰した憐れな作品

Today's BGM : 冨田ラボ feat. キリンジ "Etoile"

ども、大王です。
今日もカープは誰かさんの愚策のせいで負けました。
期待も何も失せたので、もはや怒りに関する不感症になってしまいそうです。
もういいや。今年は新球場で観戦するつもりだったけど、白紙に戻しました。



レンタル屋で100円セールをやっていいたので、黒木メイサ主演の「昴」を借りました。

原作は、天才と、それに振り回される周囲を描かせたら、それこそ天才的な曽田正人。
大王の好きな漫画家さんの一人です。

――"持つもの"故の苦悩と悲哀。"持たざる者"故の苦闘と悲劇。

しかし、彼の作品を映像化されたものは、ことごとく"Fxxkn' sxxt"な出来なっています。

・一途な天才-野々村輝@シャカリキ (2008年映画化)
・閃く天才-朝比奈大吾@め組みの大吾 (2004年連ドラ化)
・・・は見事に映像化失敗。原作の1割も面白さが伝わりませんでした。
ってかさ、なんだよ「ファイヤーボーイ」ってっ!!

――そもそも「天才」を、天才で無い人間が演じることなんて無理なんだ。

で、孤高の天才-宮本昴はどうなったかというと・・・


・・・予想通り最悪な出来でした。いや、予想を超えていたかな?
ま、「見えてる地雷」でしたけどねwww。


そもそもバレエシーンが壊滅的にダメ。
激しいカット割りで迫力は一切伝わらない。
振り付けは上半身のみのくねくね。足元は・・・見ーたーくーなーいー。
(ああ、そういえばフィギュアの銀河点女王様も上半身だけの振り付けで足が全然動いてませんよね)
バレエ未経験者の黒木メイサは努力はしたのでしょう。そこは認めます。
でも体型がバレエじゃない。吹き替えシーンがすぐに分かる。

――なぜ天才バレエダンサーに未経験者を使うという発想に至るのだ?

大王もそんなに詳しくありませんが、日本人プリンシパルなら吉田都、水野水香、中村祥子くらい覚えておけばいいでしょう。
そして現在、バレエにおける本物の「天才」と呼べるのは彼女。


シルヴィ・ギエム。 ※彼女のボレロは、こっちの記事に貼ってありますのでご参照を
本物の醸し出す雰囲気はモニタ越しでも伝わるものです。


「昴」の批評に戻るります。さらにダメなのは脚本。
どこぞの自称女王のプログラムみたいなスカスカな内容。
そもそも、双子の弟の和馬への昴の想いを全く理解していないとしか思えない脚本家。
そう、原作での昴の母親がそうだったように・・・。

それにライバル役。え?リズ?あれ誰?なんで韓国人?原作にそんな人いませんけど?
ああいう立ち位置ならそのまま春原タカコとカティア使えば良いじゃん。
なんのバーターかわかりませんが、ストーリーに全く影響を及ぼさない役柄以外に、特段の意味無く、無理矢理日本語の不自由なキャスティングをするのは止めようよ。

――「作品のクオリティを敢えて下げたい」という意図なら否定はしない。

そもそも、ローザンヌはどこにいったのか?
あ?え? 上海の国際コンクールってのがその代わりなの?
あっそう。まあいいや。でもな、描き方が最悪なんだよ。
ご都合主義で、勝手にコンテストの構成自体を変えてんじゃねーよ!
なんだよ?クラシック踊る人間ととコンテンポラリー踊る人間を同時に審査するって!?
クラシックとコンテンポラリーは別物。審査員も別物。

――ま っ た く 意 味 が 分 か ら な い。 

この作品(作品というのもおこがましい)からバレエの良さ、凄さがさっぱり伝わってこない。
製作者側がバレエを全く知らないか、知っててこれなら冒涜しているとしか思えない。

そりゃ公開二週間で打ち切られるわ。
よく、こんな脚本とキャストにゴーサインを出したよな、曽田正人も。


無理矢理いいところを探しましょうか? 2つありました。
一つ目は、こういう作品を「面白い」と感じるような糞な感性を持っていない幸せを再確認できること。

二つ目は、糞映画に相応しく(?)レンタルしたDVDが後半フリーズを起して、ものすごく見るのに苦労したのですが、それを店に報告したところ「無料レンタル券」を一枚もらえたこと。
100円で借りて、これならお得だねwww。 FC2 Blog Ranking

 もうひとつ良かったのは、テーマソングに富田ラボが使われていたこと。
 それ以外の劇中曲はエイ●ックスの宣伝のy・・・おっとっと、ゲフンゲフン。
 タイトルの「エトワール」はバレエにおける主役のこと。
 冨田恵一はアレンジに関しては抜群のセンスのある凄い人です。


冨田ラボ faet. キリンジ - Etoile

タグ : 音楽動画

23:35  |  レヴュー【聴く観る読む】  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.03.23 (Tue)

大王は身体の半分を十分に満たし、もう半分を少しだけ満たしたようです

Today's BGM : quasimode "Relight My Fire"

今日ゼミが終わった後、なぜか後輩と「SM判定」をしてみました。
もちろんネット上にあるやつで、信頼性も妥当性も皆無ですが、ネタとして・・・ね。
ども、『M度50%』と評定された大王ですwww。
ありゃ、ドMじゃないんだ。昔と志向性が変わったのかな?

ま、男性性・女性性にしてもそうですが、どっちかに偏るよりも両面性を持っていたほうが人間は適応的ですもんね。



このblogの説明(blogタイトルの下にあるヤツ)に「酒と音楽さえあれば、結構何とか生きていけるもの」と書いてあるように、大王の半分は「酒」、もう半分は「音楽」で構成されているといっても過言ではありません。 ←「麺」は別腹www。

「酒」は言うまでもなく、現在の体調不良の為、"満たされていない"状態。
一方の「音楽」は、日々聴いているものの、ここ最近はLiveに行けておらず(タイミングが合わない)、これまた満たされているとは言えない状態です。

そんな大王ですが昨日、後輩の一人がやっているジャズバンドのライブに行ってきました。
この後輩とは結構長く付き合っているのですが、彼のライブを聴きにいたことは、実は一度しかありません。その一度とは、Billboard Liveで1年半前に聴きに行ったTOKU meets The Big Band Jazz Orchestraです
少なくとも大王は後輩の腕はプロクラスだと思っていますので、楽しみです☆

今回は彼を中心としたカルテット。中洲のジャズバーでのLive形式となってるそうです。
音楽好きの学部三年生の後輩ちゃんと連れたって、いざ突入!!

ジャズバーに来て、ノンアルコールというのあり得ないし、前日のワイン一杯で不具合をきたさなかったので、この日も少しだけチャレンジを。
ビールを・・・頑張りました☆

うめぇ!! 五臓六腑に沁み渡るぜ!! ←昨日のエントリでも言ってたww。


さて実際のライブですが・・・やっぱり生音は最高です!!!
この日のセットリストは、スタンダードナンバーのカバーやオリジナル曲を含め、ジャズ、ラテンなど10曲余り(ファースト、セカンド合わせて)。
至って真面目なコミカルな曲も含めて、いっぱい楽しませてもらいました。
下で支える以上に前にも出るドラム、お腹に響いてくるウッドベース(女性ベーシストはそれだけで満点!)、のびやかで安定感のあるピアノ、そしてエロいサックス☆
自然に揺れている身体に気付いて、やっぱり大王スウィングできるは音楽が好きなんだなぁと改めて実感しました。

それにしても、自分がロックしかできないからという理由もあって、JAZZを叩ける・吹ける・弾ける人って羨ましいっ!! それだけで尊敬するねっ!!
お疲れさまでした♪


ちなみにこの日一緒に楽しんだ後輩ちゃん(フルート吹き)は、れっきとした20歳過ぎなのですが、童顔のせいで見た目が中学生っぽいんです。かわいいんですよ♪ 
 ↑この日店に来ていた他のお客さんからは高校生と思われたらしいですがww
そんな彼女が、見た目アラフォーの大王(一応下手なベース弾き)と並んで歩いていると・・・

すんげーイカガワシイよねっ。

援交かって^^; 先輩後輩だなんて誰も信じてくれないな。

おまわりさんに呼び止められなくて本当に良かったwww。 FC2 Blog Ranking

 日本を代表するクラブジャズカルテット(pf, b, dr, per)、クオシモード。
 日本のNu JazzではNativeと並んで、大王の大好きなバンドです。
 彼らの最新4thアルバム「Daybreak」より"Relight My Fire"を。
 元はDan Hartmanのファンキーナンバー。Take Thatもカバーしている有名曲です。
 元曲のガツンとした感じとは対照的に、じわっと聴かせてくれるアレンジです。
 PVのカッコよさも特筆もの!!


quasimode - Relight My Fire

Dan Hartman - Relight My Fire
Take That feat. Lulu - Relight My Fire
※Take ThatのPVを見て、何となく分かった方もおられたかもしれませんが、実はもともとこの曲は、Village Peopleの"YMCA"やFrankie Goes To Hollywoodの"Relax"なんかと並んで、ゲイ・コミュニティの中でスタンダードとして回されていたナンバーらしいです。どうでもいい豆知識www。 ←ってかなんで大王はそんな関係ないことまで知ってんだろうねwww?

タグ : 音楽動画 ライブ

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2010.02.08 (Mon)

『Dr.パルナサスの鏡』 A Film from Heath Ledger & Friends

Today's BGM : Massive Attack "Angel"

ども、大王です。ああ、体調わりぃ><



imaginarium of dr parnassus

昨日少し触れたように、『Dr.パルナサスの鏡』を観てきました。
大王の好きなテリー・ギリアム監督(「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」「ブラザーズ・グリム」など)の最新ファンタジー映画
そして「ダークナイト」でオスカーを獲ったヒース・レジャーの本当の遺作。
撮影途中で亡くなったヒースの残りのシーンの為に立ちあがったのは、ジュード・ロウ!コリン・ファレル!そしてジョニー・ディップ!!
この4人で一人の役を演じるという離れ業をやってくれました☆

まずはじめに、大王の中での「ファンタジー」「ファンタジー映画」というものの定義を、少々真面目に語らせてもらいます。

「ファンタジー」というと、たいていの人は第一に『剣と魔法の世界』といったものを思い浮かべると思います。
しかし、大王はあえて「それだけではファンタジーとは呼べない」と考えています。

大王の中のファンタジーの定義。
それは『窓(か何か)の向こう側の、現実とは少しだけ違う理屈によって成立している世界』であり、『その向こう側の世界に"首を突っ込む"こと』です。
分かりやすく言うと、此方(コチラ=現実世界)と彼方(アチラ=虚構世界)が、ストーリーの中で同時に表現されていることが重要。
現実の地に足をついていながらも、虚構の世界に飛び込み、楽しみ、帰ってくるという行為が必要条件だと考えています(あくまで"首を突っ込む"程度で良いんです)。
アチラしか描かれていない、もしくはコチラに帰ってこれないくらいアチラに行き切ってしまっているものは、大王は「ファンタジー」とは呼びません。

(2月11日追記)
その理由は以前のエントリに書いていますが、アチラ側の人間にとってアチラの理屈は非常に当り前で合理的なものであり、それだけだと単なるフィクションとなんら変わりがないからです。
アチラを虚構だとか非合理だと思うのはあくまでコチラの人間の考え方です。
従って、コチラの人間がアチラを知る必要があるわけです(逆もまた然り)。


アチラしか描かれていない作品は、観客(コチラ側の人間、本なら読者)が"首を突っ込んでいる"のであって、映画の中の登場人物はアチラに入り浸っているのであり、「ファンタジー映画」と呼ぶのはおかしいんです(あえて名前を付けるなら「観客がファンタジー行為をする映画」とでも言いましょうか)。
本来はコチラ側の登場人物が、物語の中でアチラに"首を突っ込んでいる"状態が描かれているモノこそ、真の「ファンタジー映画」だと思っています。

例を挙げるなら、「ナルニア国ものがたり」(C.S.ルイス原作)や「はてしない物語」(ミヒャエル・エンデ原作)はファンタジーであり、「ハリー・ポッター」(J.K.ローリング原作)はファンタジーではないということです。ハリー・ポッターには、巻を経るにつれてコチラの描写がなくなりましたしね。
・・・という風に書くと、トールキンの「指輪物語」はどうなんだという反論が来そうですが、あれが書かれた背景に「リアリズムへのアンチテーゼ」があり、その為に綿密な新言語を作り上げ、その世界での神話/歴史体系を構築したという意味で、対照にコチラがあると考えていいと思います(先駆者だからこそ許されること・・・かな?)。

もう一度繰り返しますと、大王は『剣と魔法の世界』のみではファンタジーとは考えません。
(ということは「ファイナルファンタジー」はファンタジーじゃありません。それにファイナルでもないしね。)
大王の中では、ティム・バートンとテリー・ギリアムがファンタジー映画の二大巨頭。
「ビッグフィッシュ」とか「ローズ・イン・タイドランド」とか最高ですもん!!
この二人以外の作品だと「パンズラビリンス」(ギレルモ・デル・トロ監督)、邦画なら「茶の味」(石井克人監督)も上質なファンタジー映画でした。


それを受けて本作『Dr.パルナサスの鏡』の感想(ネタバレ無)ですが、ストーリー自体はギリアム監督らしい、そこかしこに哲学的で不条理の入り混じったもの(詳細は公式ページででも)。
でも、これまでの彼のファンタジー作品と比べてかなり理解しやすくできています。
なぜなら、コチラとアチラの境目に「鏡」という道具立てを用いているから。鏡を抜ければその人の想像の世界、鏡の手前は現実の世界。だからどちらの世界かが分かりやすく、観客にストレスは与えないはずです。

そして数々のアチラの世界は、ギリアム監督らしい圧倒的な視覚/色彩センスに溢れています。
一歩間違えれば脈絡のない(監督自身の)妄想としか受け取られない程の、スレスレ感。
そして、あくまで虚構だということを理解させるための、ペラペラな視覚効果CG。
Imaginariumの中の映像を眺めるだけでも、楽しめるんじゃないかな。
(「モンティ・パイソン」のセルフパロディ?もあったし。)

そして役者陣が、そのファンタジー世界をきっちり演じてくれているのも良かったです。
トニー役の4人はもちろんのこと、博士役はクリストファー・プラマー(「カールおじさん」の声の人)だし、小人のパーシー役はヴァーン・トロイヤー(「オースティン・パワーズ」など)だし。
あとヒロインのヴァレンティナ役は、始め観た時「誰だ?このデヴォン青木みたいな顔の女優は?」と思ったのですが、クレジットを見るとリリー・コールというイギリスの有名モデルさんみたいでした。

博士の舞台で12歳の役をさせられる16歳の少女を演じているのですが、実は21歳らしいです。確かに人形っぽい童顔なのですが、演じる表情によっては20代半ばにも見える不思議な雰囲気を醸し出していました。
彼女は万人が「美人!」とは言えないだろう特徴的な顔ですが、とてもかわいらしく、かつエロティックで、大王はその魅力にすっかり飲まれてしまいました。
この映画の何割かは彼女でできています☆

実は彼女、身長180cm股下86cmと、身長184cm股下88cmの大王とほぼ変わらないスペックのようです。
すげぇ!ってかなんなんだ、そのプロポーションは!? 存在自体が虚構チックwww。
ま、当然体重は全然違うんですけどねorz


・・・とここまで長々と書いて何が言いたかったのかというと、確かに大王の好きな映画ですが、『ポニョ』程度で「意味がわからない」と言っている人にはオススメできないということです。
yah●oだかg●oだかの投稿映画レビューに「キャストの名前だけで集客するな」みたいなことが書いてありましたが、別に監督も映画会社もそういう風に売り出していたわけじゃないし(勝手に勘違いしただけでしょう)、キャスト目当てのお客さんにもオススメはできません。
でも、余裕があれば一度は観て欲しいな、というのが本音☆
だってこの映画が売れたら、一度はポシャった『ドン・キホーテを殺した男」』の撮影予算が増えるかもしれないんだもん。

あ、もし劇場で観る場合はエンドロールが終わるまで席を立たないでくださいね♪
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 惜しむらくは、この映画の劇伴音楽が記憶に残りにくかったこと。
 個人的に何となく、なんとな~くこういう↓曲が合う感じがしました。
 あ、だから昨日からマッシヴアタックが聴きたくなったんだ・・・。
 (ちなみにこの曲はガイ・リッチー監督のの「スナッチ」にも使われていましたね。)
 08年のGlastonbury Fesでのライブ映像です。荘厳かつ暗鬱!!
 Horace Andy、老けたなぁ・・・。そのファルセットは全く変わりがないけど。


Massive Attack - Angel

タグ : 映画

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